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前田日明 アーカイブ

2006年08月28日

2006/08/27 マエダアキラ

夏はテケテケ」に書いたが、むかーし録画したビデオをひっくり返していたら、リングスのビデオが多々でてきた。

プロレスといえばジャイアント馬場さんの全日的なものしか知らない当時、WOWOWのCMで流されたリングスのハイライトシーンは強烈だった。ハイキックでKOのシーンが続々と流れてた。何じゃこりゃ。それからのこと毎月かかさずリングスを見るようになり、UWFとは何か?佐山サトルとは何か?マス大山って誰?とビデオやらウンチク本やら「カラテバカ一代」を読みあさり、週間プロレスを買うようになった。(ある時期を境にその熱は醒めてしまったが...。)

当時格闘技の世界でもっとも熱い話題といえば、日本の格闘家が束になってもかなわなかったヒクソン・グレイシーと柔術を誰が倒すかということだった。

結果的には桜庭和志がPRIDEのリングでグレイシー超えを果たしたとされているが、その桜庭は第ニ次UWF解散でできたUWFインターから格闘技人生を始めている。

第一次UWF、第二次UWF、リングスと団体を作っては壊したのは前田本人の問題らしいが、リングスの時代ともなると全盛期のキレキレの前田はもういなかった。壊れた左ひざをかかえながら痛々しいファイトをする姿が自分にとっての前田だった。それでも旗揚げ当初はリングスを支える日本人は自分しかいないという状況から、試合では壊れた左でキックを繰り出す前田。

決して弁舌さわやかではなく、マイクを持たせても何をいっているのか分からないことが多い前田だが、マットの上で苦痛に耐えながら戦うあの姿こそが何かを語っていた。

昨今のマウントポジションやらパウンドやらの総合格闘技を見慣れた目から見れば、レガースやらロープエスケープありルールなどオールドスタイルに写るかもしれないが、結局リングスで見たかったのは試合ではなく「マエダアキラ」という物語だったのかもしれない。

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